さいとう接骨院

有痛性三角骨とは

こんにちは、各地でキャンプ真っ只中、もうすぐWBC(ワールドベースボールクラシック)も始まりますね!
大谷選手の出場辞退は非常に残念ですが、気持ちを一つに優勝目指して頑張ってもらいたいです!そこで今回は大谷選手の足首の怪我の話。
大谷選手の足首の怪我は、有痛性三角骨障害とみられています。三角骨とは、足首の距骨(きょこつ)という骨の後方にあります。すべての人にあるわけではなく、過剰骨と呼ばれているものです。それでも一割ぐらいの人には存在する骨です。
距骨の後側には、外側と内側に結節と呼ばれる隆起があります。成長の過程で距骨本体とくっつき一体化します。何らかの原因で癒合しないままになる場合があります。癒合しなかった状態が三角骨となります。
三角骨障害が起きる原因については足首を急激にひねるなど一度に大きな負荷がかかったことによるもの。足首に過度なストレスが繰り返しかかり、オーバーユースにより痛みが起こるものがあります。繰り返しのストレスにより、骨棘と言われる骨の先が尖った状態になり、周囲の組織を挟み込み、痛みが起きやすい状態になることもあります。サッカー選手やバレーダンサーや新体操の選手など、つま先を伸ばしてプレーをする競技に多く見られる症例です。大谷選手の場合、投球時の蹴り足で底屈(つま先を伸ばした状態)になり痛みが出るようです。
某番組で『喝!』をよく入れてらっしゃる方が大谷選手の症状について走り込みが不足しているからと言っていましたが、それは関係ありません。どういう意図でおっしゃったかわかりませんが・・・。
三角骨自体はもともとあったものでしょうし、昨年の日本シリーズで足首を痛めたことや、投球時の負荷による障害と考えられます。
炎症を抑えながら保存療法でいくか、手術をするかといわれていますが、今後また負荷をかけ続けると再発する可能性は高いので、早い段階で手術をした方がいいかなと個人的には思います。
周りの症例をみても三角骨や骨棘除去の予後はいいので、投球に影響なく復帰できると思います。
今はキャッチボールを見ていても右足で地面をあまり蹴らずに投げている状態です。しっかり完治させて躍動感あるピッチングをまた見せてもらいたいですね!!    

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